寒くなってきましたね。

さて、気温が下がると免疫力も下がりがちなので、今回はマッサージと免疫についてのお話です!

今日は体の仕組み「血液とリンパの流れ」についてです。

最後まで読んでいただけると嬉しいです。


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心臓から出た血液が全身を巡り、再び心臓に戻るのに約40秒かかると言われています。


それに対してリンパ液が不要な物質や水分を回収して静脈に戻るのにかかる時間は8~10時間かかるそうです。


【血液は栄養を体全体に届けています】心臓、血管(動脈)にはポンプが作用があり、押し出す力、巡らす力が働きます。静脈には逆流防止弁があって血液が戻らないようになっています。


【リンパ液は疲れの物質や老廃物、余分な水分を回収しています】対して、リンパ管には心臓のようなポンプ作用はなく、筋肉の収縮を主に使いながら身体の中で巡っています。静脈のように逆流防止弁みたいなものはなく進んだり戻ったりしやすいです。


筋肉が硬くなり動きが悪くなると、血管(特に静脈)、リンパ管の働きが悪くなり血液、リンパ液の滞りが出てきます。(筋肉が無さすぎるのもダメ)


そうなると血液で栄養を届けても、疲れの物質や老廃物、余分な水分を回収するリンパ液の回収が追いつかない状態になって、体の中に少しずつ蓄積されてきます。

そういった状態をそのままにしていると、徐々に要らないもの、わるいもの、汚いものが蓄積されてきます。

…ゴミ屋敷みたいですね…

その状態が続き、代謝機能が落ちると…「むくみがひどくなる」「体のダルさが抜けない」「風邪をひきやすくなった」などの体全体の不定愁訴症状や、自律神経の乱れが出てくるのです。


血液やリンパ液の流れというのはとても大切になり、免疫力にも深く関わってきます。


そのため、血液やリンパの流れに関係する筋肉の動きや硬さを改善するにはマッサージ(リンパマッサージ)が効果的な方法の1つです。


マッサージはやり溜めはできないので、免疫向上や体のために定期的なメンテナンスが大切です!

毎日の適度な運動や入浴と組み合わせると効果的です。